【看護師の足のにおい対策!】お風呂上りでも足が臭くなる理由
「フゥ~」とさっぱりしてお風呂から出た後。
体が乾くと足のにおいが気になる・・・鼻を近づけてみると、やっぱり臭い!
きれいに洗ったハズなのに、なんで?
足のにおいの原因成分は驚くほど強力
入浴後も足のにおいが残ってしまうのは、あなたの洗い方が悪いだけではありません。
足のにおいの原因は小さな物質によるもの。その成分は「イソ吉草酸」と呼ばれ、一度皮膚についてしまうと、市販のボディソープで洗った程度ではなかなか落ちないのです。
足がくさい人が集まると公害レベル!?
実はこのイソ吉草酸は、国が「この物質は臭いですよ。基準値を超えると公害に指定しますよ。」という、悪臭指定物資が22種あるうちの一つに指定されています。
一定の範囲内に悪臭指定物資の濃度が基準値を超えると、「悪臭防止法」に触れてしまうのです。
なんて迷惑な話なんでしょう。
すごく小さいのに、すごく臭いイソ吉草酸・・このやっかいな物質があなたの足についているのです。
洗っても落ちなければどうする?
男性、女性に関係なく足のにおいが気になっている方は、お風呂から出てチェックしている方が結構います。
乾いてくるとまたあのにおい・・・洗っても落ちないなんて困りますよね。
そこで入浴時にできる方法をご紹介します。
家庭でできる足のにおいを消す方法
このイソ吉草酸の特徴としてPHは、酸性を示しています。
そこで逆性にあたるアルカリ性で中和する方法です。
ナースたちのデリケートな足の消臭に効果的な重曹
まず一つ目の方法は、重曹を水(お湯)に溶かした水溶液に足を漬ける方法です。
作り方は、ここで紹介しています。
この方法でにおいの成分のイソ吉草酸は中和されにおわなくなりますよ。
注意!
重曹を使った方法は、足のにおい成分を中和するだけであり、においの元凶となる雑菌を抑えるのではありません。ナースシューズが汚れていると、すぐににおいは再発します。
足裏の角質ケアでにおいケアとつるつるかかとを同時に
足のにおいで悩む方の多くのかかとの角質には、においの原因となる雑菌が潜んでいます。
かかとケア専用のやすりを使用して、入浴時に柔らかくなった角質をやさしく削りましょう。無理な力を込めず、一定方向に動かしてくださいね。
ムキになって一度に削り落とすのではなく、何日かに分けて行ったほうが傷つけにくいです。
入浴後には、化粧水とハンドクリームをかかとに塗り込み、アフターケアも忘れずに行ってください。